１０月１１日月曜日〜１０月１２日火曜日（ドバイ到着まで）

本日は人生で２度目の海外旅行や。
そして、人生最初で最後（にしておきたい）のハネムーンや。

行き先はドバイ。みんなに「どこ？治安は大丈夫なん？」と
言われて続けたアラブ首長国連邦の１つドバイ。
ガイドブックを読む限りは「治安はいい」と
書いてあったんやけど、みんなに言われてちょっと不安になってきた。

日本からドバイへの直通便は関空から１日１便しかなくて、
出発時刻は２３時２０分と真夜中や。
前日結婚式で、３次会まであったけど、日付が変わる頃に帰ってきたから、
準備する時間も寝る時間もたっぷりあったわ。

ゆっくりできてよかった〜。
空港の集合時間は２１時２０分やったから、ちょっと早い目に
ジュンの両親に迎えに来てもらって、車で関空へ〜。
ああ、ラクチン。荷物を持たなくていいってのは、
こんなにラクなのね〜。

関空で晩ご飯まで食べる余裕っぷりや。
ああ、最後の日本食〜。来週までさようなら〜。

とりあえず、ちょっとだけドバイの通貨に両替しとく？
日本で唯一ドバイの通貨を取り扱っている関空内の銀行で
「アラブ首長国連邦Ｄｈｓ」という表示を見つけたが、
果たしてこれがドバイの通貨、ディルハムのことなのか
どうかがわからへん。

そこで申し込み用紙の横に立っている係員のおじさんに
聞いてみたら、これがまたあいまいな返事なんや。
しかもよくわからんくせに態度が横柄。

だんだん腹が立ってきたので「他に知ってる人はおらんのですか！？」と、
問い詰めたりなんかして…。

どうやらドバイの通貨、ディルハムのことがＤｈｓらしいことがやっと判明
最初からわからんのやったら一人で対応しようとせんと聞きに行けっつうの！
こっちは手数料払うねんからしっかりしてくれよ。

とりあえず５万円をディルハムに交換や。１，４２８Ｄｈｓになった。

も〜、幸先悪いな〜。

そして、旅行券を航空券に交換する途中でもちょっとしたトラブルは起こった。
いや、今度は私たちがトラブったわけやないんや。
交換所でえらい揉めてるアラブの人がおって、
窓口が１個、完全にクローズ状態になってしもてたんや。

隣のビジネスクラスとファーストクラスの窓口はガラガラやと
いうのに、エコノミーの混みようったら。。。
日本語でやりとりしてへんので、言ってることがまったくわからんかったわ。
何で揉めてたんやろか。
しばらくすると、トラブル窓口へ他の窓口からも助けが入って、
３人貼り付けになってしもて、
実質２つぐらいの窓口で航空券が交換中。

その間にうちの両親もやってきて、余裕があればお茶でもしようって
話になってたというのに、窓口が揉めに揉めて最終搭乗時刻になってしもた〜！

４人の両親は昨日の結婚式の話や世間話で盛り上がったそうな。

私とジュンが４人の両親としゃべる時間は何分もなくて、
ジュンが家の鍵を私が定期券をジュンのお母様に渡し、
私の母上に実家の近所で買って来たというお守りをもらったら
時間切れになってしもたんや。

こ、こんなのって寂しすぎる〜〜！！！！

なんとなく後ろ髪を引かれるような気分になりながらも搭乗口へ…。

さようなら、お父さんお母さん。来週には戻ります…飛行機が落ちず、
現地で殺されるようなことがなければ（縁起悪いわ！！）

さあ、飛行機に乗ったわよ〜！
席は飛行機を後ろから見て、
右側の２列シートの後ろから２番目ぐらいのところ。
満席でございますわね〜。

なんかちょっと寒いわ。エアコン効いてるんやな。
さっそく毛布をかけた。
座席の前のところに、イヤホン、耳栓、アイマスク、靴下、
歯ブラシ、機内食メニュー、枕など色々置いてくれてあって、
なかなかええ感じやん。

妹に借りてきた折りたたみ式スリッパを取り出して、
さっそく履いてみる。お、いいねぇ。

席に着いたら、すぐおしぼりが出てきた。
おしぼりも手で持たずに、巨大なピンセットみたいなので
配ってくれるんよね。
何も考えずに手を出したらめっちゃ熱い！！
火傷するわ〜〜！！！
しかも握力ない人がしぼったみたいにべちょべちょ…(-_-;)

そして、席の前のテレビ画面では飛行機が万が一トラブった時の
ために緊急脱出方法と対処法の放送が始まった。

アラビア語、そして英語……。

……あの、日本語は？(^_^;

時計を見たら２３時３０分。
あれ？確か２３時２０分が出発時刻じゃなかったっけ？
しかし、動き出す気配がない。
どうしたんやろか。

しばらくしたら、どっかの部分にトラブルがあり、
それの点検をしているために遅れていると、日本語で
放送があった。
だ、大丈夫なん？
なんだかさっきからトラブル続きで、不安になってきたよ。
これは旅に出るなってこと？

結局飛行機は５０分遅れの０時１０分に出発した。

関空で翌日を迎えちゃったよ。

離陸してシートベルトを外していいよ〜という
ベルが鳴ったらすぐに１回目の機内食が出てきた。

これはお夜食ですな〜。
ウナギと牛肉が選べるようになってて、私はウナギを
注文しようとしてさっそく困った。
ウナギ＝Ｅｅｌ…発音がわからん。
明らかに日本人とちゃう人が聞いてくれてるんよね。
そしたら「Ｊａｐａｎｅｓｅ？（日本食）」と聞いてくれて、
「イエ〜ス！！」。やったあウナギゲット！
キャビンアテンダントが小声で「イール」と発音しているのを聞いて、
ウナギがイールと言うことを知った。

そしてジュンの番や。ジュンは最初から肉が食べたいと言ってて
張り切って「ビーフプリーズ！！」(^-^)（某ＣＭっぽい）。

出てきたのはイールやった(-_-;)

ジュンの発音がいかんかったのか……？

肉好きのジュンがウナギ食べてるわ（笑）

ジュンはドリンクをいくらおかわりしてもいいと
途中で気付いたらしく、ビール、白ワイン、
オレンジジュース、赤ワインとまるでドリンクバーのように
飲み倒していた。

テレビ大好きなジュンが次にしたのはテレビ観賞！
ところがこのテレビもなかなかの曲者で、
チャンネルが思い通りに動かへん。
キャビンアテンダントを呼んだら外国人！
日本語でがんばって説明したけど意味が通じず、
最終的には日本人のキャビンアテンダントが登場。

説明は通じた。離陸してからリセットボタンを押すので、
離陸後５分ぐらいで使えるようになると言っていたのに、
最後まで動かなかった。かわいそうなジュン。。。
私のところは普通に動いてたのに…。

さすがに夜中なので、乗客もすぐに静かになっていったけど、
エアコンが寒くて何回も目が覚めて、何回かトイレへ行った。
近くにトイレがあってよかったんやけど、このトイレ
ずいぶん便器が大きいねぇ。向こうの人はお尻が大きいのかなあ。

しかし、３回目になってやっと気がついた。
便座が降りてへんだけやんか〜〜！！(-_-;)

水を流すと気圧を利用して便器のものを流してるのか、
ものすごい大きな音がするんよね〜。おかげで３回ともびっくりしたがな。
ほんまにも〜〜。

朝ご飯も機内のものをいただいた。
普通にパンとかパンとかパンとか…。
なんか異様に量が多くて食べきれんかったわ。

そして、無事にトバイへ到着。
時差は日本より−５時間や。
そこで腕時計もちゃんと現地時間に合わせて、飛行機を後にした。

待ってろ〜、ドバイ！！

続く。
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