10月15日(金)
10月11日(月)
10月12日(火)
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10月14日(木)
10月16日(土)
10月17日(日)&18日(月)
10月15日金曜日
ジュメイラビーチホテルでの初の朝食や!
朝食会場はジュメイラのプライベートビーチのすぐ横や。
ホテルから外に出て、ちょっと歩いて行かんとあかんねん。
バギーに乗っていこうと張り切っていたら、
バギー乗り場にバギーが1台も待機してへん(-_-;)
しゃーないので歩いて行ったら、途中で何台ものバギーと
すれ違った。
みんなすれ違うたびに笑顔で「Good morning!」。
ああ、癒されるわ〜〜。
日本の海の家の存在に近いな。
いや、たたずまいはちゃんとしたレストランになってたから、
海の家とは全然違う作りになってるんやけど…。
ここのプライベートビーチはず〜っと歩いて行けば、
バージュアルアラブのプライベートビーチと同じ海岸線なんやけど、
きっと境界線のところで入れなくなってるんやろねぇ。
朝食の内容はやはりバイキングで、よく見たらバージュアルアラブと
内容は一緒。オーナーが一緒やから経費節減のつもりやろか。
しかし値段はやはり半額以下やったわ。
これでも5つ星やから、高いんかもしれへんけど、
前のホテルが異様に高かったため、なんだか金銭感覚がマヒしてるみたい。
こちらのレストランでもやっぱりテラスで食事をすることにしたわ。
朝のお日様はとっても気持ちがいい!
多分今日も日中は35℃を超えて来るんやろうけど、朝は気持ちええわ〜。
ドバイは砂漠の国なので、雨は滅多に降らない。
夏場と比べると気温が少し下がってこれだそうな。
暑いよ〜〜。
テラスでの食事ではアホみたいにハエが飛びまくっていた。
うへぇ。ハエとの戦いで、なんとか勝利を得たけど、日本のハエも
ドバイのハエも見た目は変わらんわ(当たり前か)
食事をしていたら、近くにハトが飛んできた。
ちょっと小さくて日本のとは種類が違うのかな?それとも小鳩かな?
さて、散歩しながら一旦部屋に戻ったら、今度は水着を持ってお出かけだ!
ここのホテルにはワイルドワディというプールのテーマパークがあるのだ!
油より貴重な水をふんだんに使ったこのワイルドワディ。
普通のプールから、波の出るプール、何周でも回れそうな緩やかな流れの
ドーナッツ型プール、何周も回ったらしんどいと思われる流れの急な
ドーナッツ型プール、人工的に強い波を起こし、ボディボードのできるプール、
一気に時速80キロまで加速するウォータスライダーなど、ありとあらゆる
プールが一堂に会したリッチなテーマパークなんや。
普通の通路でも、スコールをイメージした大量の水が降ってきたりと、油断大敵な
場所やった。
イスラム教の女性を写真で撮影することが禁止されている上、今日まで何度か
写真撮影を禁止されてしまった私たちは、プールでカメラを撮るなんてとんでもない
ことやと思い、カメラを持って行かへんかったんや。
ところが、結構普通に写真を撮っている人がたくさんおる(-_-;)
持って来たらよかったな。
せっかくやったのに…。
同じホテルの施設内とはいえ、取りに行ってたら20分以上かかりそうな感じ。
すっかりあきらめて、プールをエンジョイすることにしたわ。
バスタオルとタオルはホテルから無料で貸し出しがあり、宿泊客はワイルドワディに
無料で入場できるというんやから、ほんま太っ腹なホテルやわ〜。
ジュンはボディボードに挑戦や。
激しく強い波の中、飲み込まれないようにがんばっていた。
しかし、このボディボード、波に飲まれるまでずっと貸切で、
係の人が2人もついて見ていてくれるんや。
おかげでかなりの行列ができていた。
順番待ちをしている間に人がやっているのを見て、コツを掴むっちゅうわけやな。
どれだけ波が強いのかというと、男の人はズボンの紐をしっかりとくくって
おかんと、波に飲まれたときに半ケツが出るほど。
いやあ、私もジュンも外国人のセクシーお尻を2度見てしもたわ。
(しかも同じ人のお尻)
それぐらい波がきついんや。
ジュンは初めてのわりには長いこと波に乗って遊んでたわ。
私はまた肩が外れたら怖いのでやめておいた。
8の字になった浮き輪に乗って、2人で流れの急なドーナツ型プールを
1周することにした。
8の字の浮き輪は2人でお尻を入れてそのまま流されるんやけど、
1周30分ぐらいかかったんとちゃうやろか。
下から上に流されたり、トンネルをくぐりぬけたりと、遊び心も満点や。
途中コースが2つに分かれて、どっちに行くかを係の人に聞かれる場所があった。
そこでもやっぱり「Japanese?」と聞かれる。
「Yes」と答えると、「オゲンキデスカ?」と聞かれたりなんかして。
しかし、日本人は全然見かけへんわ〜〜。
順番待ちをしているときに、肩に「痛」ってイレズミしている東南アジア系の
人を見かけたときはちょっと笑えた。
その文字を選んだことが痛いよ……。
しかし、浮き輪に乗って流れに流されるっちゅう行為は、酔うわ〜〜。
ジュンは平気そうやったけど、私はちょっと疲れた。
それでもウォータースライダーは経験しておかなくては!
ものすごい行列ができていて、その最後尾についたわけなんやけど、
ずいぶん高いところまで登っていくのね〜〜。先が見えないよ!
そこでもイレズミ「新快」と書いた人を発見。
……?意味がよくわからん。
1番上まで上がったら、結構高い!
高所恐怖症の私はそれだけでクラクラ。
出発するときは上向きで、手は胸の上でクロス。足もクロスして
スタート!
よかったよ〜、下向きにスタートやなくて〜〜。
抜けるような青空を見ながらゴ〜ル!
早すぎて何のこっちゃわからんかったわ。
最後はブレーキになる水が大量に体に当たり、普通の水着だったのに、
Tバックに……。
下にいる係員に手を引っ張ってもらい、無事に終了や。
係員さんは上の係員にオッケーの合図を送っていた。
…一体ワイルドワディには何人の人が働いているのだろう。
何百人っていう単位に違いないわ〜。
それでも酔いは治らずや。
ジュンとマクドで昼ご飯。ワイルドワディの中にあったんや。
ドリンクがLしかなくて、きつかった〜〜!!
みんなものすごい食欲なのね〜〜。
部屋に戻ったら、やっぱり昼寝。今日は午後からも予定があるのだ〜!
それまで体力を温存しておかねば!
本日、4時ぐらいからデザートサファリへお出かけなんや。
砂漠の国とか言いながら、砂漠行ってへんやん!!って話やからな。
砂漠といっても、サハラ砂漠のような砂漠やなくて、セミデザートと
呼ばれる、ちょっと草とか生えてたりする砂漠なんや。
草の塊が風に吹かれて転がってくるような砂漠や。
アメリカの西部劇とかに出て来そう。
迎えにやってきたのは4WD車!当たり前やな。
運転手は外国人で、日本語はできません。
そして、私たち2人以外に別のホテルから4人が乗り込んできた。
ヨーロッパ系かな?
私たちがデザートサファリを申し込んだとき、すでに日本語のできる
ガイド兼運転手の方は予約が一杯やったんや。
まあせっかく外国に来たわけやし、ガイドが英語でもいいや…!
と思ってたけど、道すがら説明してくれることがチンプンカンプンや。
やっぱり日本人がよかったかも…。
普通の車道をず〜っと走って砂漠へ向かっていく途中、ラクダがいた!
日本語ではしゃいでると、他のお客さんも一緒になってはしゃいでくれた。
なんとなく仲間意識が芽生えてきた。
景色もどんどん砂だらけのところへと近づいてくる。
そこで私たちはあっけにとられた。
砂漠って入り口に門があって、そこから入るようになってるねん。
……気付いたら砂漠…になってるのかと思っていたのに、砂漠の入り口が
人工的に作られた鉄門だなんて…。
道はず〜っと続いてるんやけど、まるでどこかの建物に入るかのごとく
横道へ逸れたら、門があってその向こうは広大な砂漠になっていた。
そこから急に砂の道に変わり、少し行くとたくさんの4駆が止まっていた。
もしかして、4駆の集合場所?
私たちが到着してからも4駆は後から後からやってくる。
…オプショナルツアーなわけね。
私たちはそこでしばらく足止めを食った。
車はいっせいにシューシュー言うし、何やってるんかと
思いきや、今から砂漠を走っていくので、空気圧を下げてるんやって〜。
なるほどね〜〜。
と、見覚えのある顔を発見!
向こうも私たちに気付き、こちらへやってきた。
「覚えてますか?」
…忘れもしないラフルさんやった。
日本語のできるガイド兼運転手というのはラフルさんのことやったんかいな。
やれやれ。
しょうがないので、記念撮影なんかもしてみたりなんかして。
夕日がちょうど砂漠に落ちかけていて、なんともロマンチックやがな。
そこで久々に日本人も見かけた。ずいぶん若い女性の団体で、
ちょっとやかましかった。
日本語の車に乗らなくてよかったわ。
さて、いよいよデザートサファリへと出発や〜!
車がいっせいに走り始めた。
一緒にハエが乗ってきた。
気になるので私の右隣に座っていたおばさんが
パワーウィンドウで外へ出そうとしたら、
壊れてて開かへん。
めちゃ必死にボタンを押したら、ようやくちょっと開いた。
ハエも外へと飛んでいった。
そしたら、今度は閉まらへん。
必死でボタンを引き上げたら、何回目かにやっと閉まって一安心や。
さあ、目の前に広がるのはコブ。たくさんのコブ山が
あって、そこを目指して車はフルアクセルや。
力強い音を上げて、急な斜面を登っていく。
…なんかさ〜、わざと山のところ目指して走ってへん?
コブとコブの間の谷になってるところがなだらかで
ええと思うんやけど〜〜。
私は2列目の真ん中に座ってたんやけど、フロントガラスから
見える景色がおかしい!!
登り始めると空が見え、下り始めると地面が見える!
ひ〜〜!酔う!
砂にタイヤを取られて、ときどき登れない瞬間もあって、
再トライ!
思わず出た言葉は「よいしょ〜〜!!」(日本人丸出し)
しかし、ノリのいい外国人たちは一緒になって「ヨイショ〜!」と
掛け声をかける。
ガイドの人ものってきて、笑いながら「ヨイショ〜」。
前を行く車はとうとうスタックしてたわ。
完全に砂にタイヤが埋まってもうて、前にも後ろにもいけない
状態になって、タイヤが空回りしてたんや。
別の車がロープをつけて、牽引開始や。
いやあ、貴重な経験させてもらったわ〜。
今考えたら、あのスタックも私たちを楽しませるイベントのうち
やったんかいな〜と思ったり…。
あの車の乗り合わせた人はびっくりしたやろな〜。
かなり酔ってきた〜〜。
参ったな〜〜。
そんな矢先到着〜〜!!
ラクダが50頭ばかしお出迎えしてくれてるやん!
やっほ〜!!
く、くさ!!
かなりくさいねぇ。
写真を撮りたかったので、近づくとラクダのお尻は
うんちだかの垂れた後、目は目やにが一杯で、ハエが大量に
たかっていた。
ものすごいご機嫌に近づいたわりにはテンションダウン。
ここまで来たからには!とラクダをちょっと撫でたら、
ベト〜っとしていて、しょんぼり。
こんなもんなんよね。
ドバイのラクダはヒトコブラクダやったよ。
とてもかわいかったわ〜。コラクダもおったで〜。
しかし、目的地はここではなかった!
ドアを閉めるとまたハエは入ってきた。
おばさんと私はまただ〜!と言わんばかりや。
思わず顔を見合わせて苦笑したわ。
目的地にはすぐ到着した。
砂漠のど真ん中に今晩のご飯の会場があったのだ。
といっても幕で仕切ってあるだけで、雨が降れば
えらいことになりそうな会場や。雨が降らへんから、
ないんやろな〜。
そこで乗る用のヒトコブラクダに試乗したよ。
コブにはちゃんとアラジンのじゅうたんみたいなのが
かけられてて、コブをはさんで前と後ろに1人ずつ乗ることが
できるんや。
行儀よく座らされとって、ラクダ使いの人が引っ張れば、
ラクダは立ち上がるんや。
3頭が連なってつながれているため、一気に運べる人数は6人。
立ち上がったら3メートルぐらいの高さになった。
おお〜!結構高いのね〜〜。
ラクダって、右前足と右後足を一緒に出しながら歩いてるって
知ってた?
普通馬とかは右前足と左後足を出すんやけどな。
だから馬より断然揺れる!
さっきのラクダたちとは違い、とても清潔にされているようやったし、
乗ってても楽しかったわ。ハエが攻撃してくることもなかったし…。
晩ご飯はまたもやバイキング。
食品の種類はとても少なかったけど、お腹一杯になった。
砂漠だというのに、トイレは水洗やし、衛生的やったわ。
ちょうとオアシスのある地点みたいで、キレイに整備されてあって、
砂漠じゃないみたいや。
ラマダンでなければベリーダンスを見ることもできたんやけど、
代わりに見たのはラマダンテントや。
ベリーダンスを見てみたかったな〜。残念!!
そこで、無料でヘンナアートってのをやってくれるってので、
お願いしてみた。
腕に特殊なインクで絵を描いてくれるねん。
乾いたらインクを洗い流しても、皮膚に染み込んでるので
2週間ぐらいは取れへんというもの。
私は草と花を、ジュンはサソリを描いてもらった。
サソリを描いている最中、ず〜っと見てたんやけど、途中まで
ゴキブリに見えてしゃーなかったわ。
描いてくれる人が日本語わからへんのをいいことに「ゴキブリみたい」を
何度言ったことか(笑)
最終的にシッポと、ハサミを描いてもらったらサソリに見えたわ。
一発勝負やから描く人も大変やな〜。
次にやってきたのは、水タバコの体験コーナーや。
普通のタバコと違って、ノンタールノンニコチンという
言い方を代えればただの煙っちゅう話やけど…(笑)
タバコを吸ったことのない私も水タバコに挑戦!
なんか、ブルーベリーかストロベリーか、甘酸っぱい匂いがする!
明るさ不足で撮影を断念した。
タバコなんて吸ったことのない私は、張り切って
煙を吸い込んで激しくむせたわ。
なんだよ〜〜!!ノンタール、ノンニコチンのくせに〜!!(意味不明)
ジュンも吸いすぎてオエってなってたわ。毎日普通にタバコ吸ってるのに…。
ちゃんと吸うのって難しいんやねぇ。
水タバコを体験している間、貴重品どころか持ってきたカバンを食事の席に
置きっぱなしにして遊んでたけど、誰にも取られずそのまま置いてあったのには
感心したわ〜。ええ国やし、観光に来る人も常識のある人ばかりなんやね。
…帰り道って、さっき来た道戻るの??
さっきはお腹に何も入ってへんかったから耐えられたけど、今度は食後の
サファリや。
大丈夫かなあ。
不安に思ってたら、なんてことはない。谷を通って、平坦な道を走って帰ってきた。
砂漠と車道の境界線に平坦な道があるんや。
ず〜っと鉄の壁沿いに車が走っていた。
な〜んや!!ホッと一安心。途中、空気圧を元に戻して、ホテルに向かって再出発や。
さあ、ちょっとだけ休んだらシャトルバスに乗って、お土産を買いに行くぞ〜!!
ちょっとのつもりがたくさん寝てしもて、結局買い物行けず……。
また明日。
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