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12月21日日曜日

本日は朝から観光バスで1日北海道を満喫コースや。
ジュンは大丈夫かな?

朝はホテルのバイキングで7時起き。。。
何しろバスが8時半にホテルに到着するってもんやから、かなり早起きに…。
昨日から早起きの連続ですなあ。
さっそく朝食を食べ始めると、ジュンはぼ〜っとしたまんま食欲がなさそう。
やっぱり調子悪いんやわ。

もともと朝ご飯を食べる習慣がついてへんから、余計やな。
っちゅうか食べる気もないのに、たくさんご飯を取って来なさんな!

部屋に戻ってもジュンはギリギリまで布団に包まって寝てた。
今日はバスで動くからあんまり自分が動く必要がないし、
よかったね。

8時15分にチェックアウトして、ロビーでバスを待つ。
しかし、玄関前にはいろんな種類のバスが押しかけて、
どれが私らの乗るバスなんかがわからへん。

乗車券を握り締めて、バスの運転手さんに順番に聞くことに…。
(ジュンが…)
1番玄関近くにいたおじさんが「う〜ん、うちじゃないなあ。
ピンク色のバスのはずだから」
ピンクなんか〜。じゃあ後ろのバスも違うやろうけど、一応聞くか。
と、案の定違うという返事があった。

さらに緑のラインが入ったバスがやってきて、ガイドさんが
ロビーに入って行く後ろをついていった。

と、出席を取り始めた!!
しかも名前呼ばれた(-_-;)
めっちゃ緑のバスやんか。
ピンクなんて全然入ってへんし…。

北都交通と書かれた札幌ナンバーのバスで、いろんなホテルを
順番に回ってお客さんを乗せていたみたいや。
さっそく1番前の席をゲットぉ!
写真撮るぞ〜〜!!
ほぼ予定通りに出発して、本日は札幌までご案内いただきま〜す!

北海道に高速道路があるのは知ってたけど、主要都市にだけあるんやね。
登別から苫小牧を抜け、どこかで降りた(覚えてへんのかい)

登別は太平洋に面した場所にあるので、北海道の中でも雪は少なくて、
暖かいほうなんだそうな。
有珠山 昭和新山 昭和新山アップ
最初に見えてきたのは平成12年3月31日に噴火した有珠山(1番左)と昭和新山(真ん中(噴煙見える?)と右)や。
そういや、有珠山って聞いたことあるような気がするな〜。
よくよく見たらどっちの山も噴煙を上げているではないか!
まだ活動中なんやね。
近くを通り過ぎた瞬間にどか〜ん!って言ったらどうしよ〜〜。

有珠山で噴煙を上げたのは、どうやら頂上ではなくて、とってもふもとにある場所。
ふもとに噴火口って意外やけど、確かに歩いて行けそうな距離に噴火口を発見してまたまた驚きや。
有珠山ふもとの宿泊施設が大打撃を受けたのもうなずける。

昭和新山は1年4ヶ月でできた山だとかで、荒らされないように個人が買った山なんやって〜!
すっげ〜!山を荒らされない目的で買うなんて、とてもこの街を愛してた人なんやね。
購入価格は2万8千円。やす!!!
ジュンと私は思わず声を揃えて「2万8千円!?」って叫んでしもたがな。
ほかのお客さん、うるさくてごめんなさい。
(現在の価格に置き換えると2億円程度←たか!)

道の両端に広がる景色はだだっ広い銀世界や。
大阪じゃあこんな広い景色に出会うことはまずない。
聞いたら誰かの畑で、狭いほうだというではないか!!!
さすが北海道、スケールがでかいわ。

洞爺湖 ちょっとした坂道を登りきったとき、前面に広がったのは洞爺湖や。
北海道で3番目に深い湖だって〜。深さは忘れたけど300メートル台やったような。(1番は支笏湖、2番は摩周湖)
うお〜〜!!絶景や〜!
バスガイドさんがこの景色が見える直前に
「もうちょっと行った先から見える洞爺湖はす〜〜〜〜〜っごくキレイなんですよ〜。
私はこの景色が大好きなんです♪」と言われた影響で慌てて撮影したのだ。
やっぱり1番前はええねぇ。

このあたりから徐々に雪が深くなっていき、10分もしないうちに今度は吹雪いてきた。
少し山に入ったためなんやけど、ちょっと高度が上がるだけでこんなに吹雪くなんて…。
バスはすでに日本海よりのところを走ってたためかもしれへん。
洞爺湖 洞爺湖には全部で4つの島があるねんけど、
「4つの島がくっつかずに見える場所はここだけなんです〜〜♪」といわれてまた撮影。。。
左から大島、めっちゃ小さいのが饅頭島、三角形が観音島、1番右が弁天島だそうな。
4つ合わせて中ノ島!!(なぜか力説)

洞爺湖を見下ろせるサイロ展望台に着くころには猛吹雪や。
ぬお〜〜!寒いよ〜〜!!
写真を撮ってトイレへ行った後はダッシュや!でも足元が凍っているので抜き足差し足(難しいな)

吹雪が道路を覆わないようにガードレールのでっかくしたような雪ガードとか
車道と歩道の境界線がわかるように道路標識と同じような感じで下向きの矢印を設置していたりと、
北海道ならではの工夫に感心しまくりや。
お金かけてるねぇ。

途中名水で有名などこかで休憩したわ。
場所はどこやったんやろか。80年ぐらい昔の湧き水をゲットできるねん。
降りたら雪がどっさり積もってて、さっそく雪合戦だあ!!
その辺の雪をかき集めてジュンにロックオン!
う〜ん、私ってコントロール悪いんかいな。全然当たらへんのに、ジュンの雪玉は
ことごとく私に命中や。なぜ〜〜!?

湧き水がある場所はつり橋を渡り、凍ってる坂道と階段を下りたところにあって、
たくさんんの人がプラスチックの容器を持って並んでた。
私らは何も持ってきてへんかったから、手ですくって一口だけ飲むことにした。
味がする。。。硬水かな?
ガイドさんの「コーヒーゼリーがとってもおいしいんです♪」って言葉にさっそく1つ購入してみた。
普通やん。っちゅうか、私はコーヒー苦手やったんや〜〜!!!
苦いよ〜〜!

バスはそうして積丹半島へ入った。
これが説明しにくい。
日本海側の真ん中よりちょっと下の小さく出っ張ったところが積丹半島や。
何があるというわけではないんやけど、左手はず〜〜っと日本海で波がめちゃめちゃ荒い。
寒そうで厳しい表情を見せる海を見つめていると、波乗りしている人を発見した。
寒いやん!!なんでそんなところでサーファー?
頼む!やみちくり〜〜!!
いろんな意味で寒いよ!

お昼ご飯 お昼ご飯は積丹半島のちょうど真ん中あたりにある西の河原(さいのかわら)って
ところで食べたわ。
ネーミングが…。地獄の入り口で石を積み上げなきゃいかんところじゃなかったっけ?
ウニイクラ丼、アワビ、カニ味噌汁なんて、普段こんなの同時に見ることなんてないよ〜〜!
もったいない、もったいない(貧乏人)
アワビは火をつけると熱くて、くるくる回りながら小さくなっていくねん。
私はトイレに行ってて見てへんけど、ジュンは1人寂しく見ていたそうな。
すまないねぇ。
このころからジュンの体調も徐々に戻ってきたみたいで、元気になってきた♪
よかったねぇ。一時はどうなるかと思ったわ。

バスは一路小樽を目指す。
北海道の日暮れは早い。
小樽に着いたのは3時半ぐらいやったと思うけどもはや夕暮れや。
(この間、大きな岩が落ちてトンネルが塞がったという大事故があった
トンネルを通ったはずなんやけど、寝てて気づかなかった)

しょうゆさし お昼ご飯 小樽のレトロな街並みがガイドさんも非常にオススメらしくて、 到着前に小樽のマップを配ってくれて、この店のオルゴールの音色がキレイとか ここのお菓子がおいしいとか、ここのガラス製品は非常にすばらしいとか、 ここのソフトクリームはとても味が濃いとか、など効率よい順路とともに教えてくれたわ。

いざ小樽の街に降り立った私たち。
ガイドさんがオススメしてくれた通りに歩き、オルゴールのお店で音色を楽しみ、 おいしいお菓子のお店で試食し(買ってへん)、すばらしいガラス製品のお店で絶対垂れないしょうゆさし(左の写真)を買い、 とても味が濃い6段ソフトクリームを購入して(右の写真)2人で分けた。
上から夕張メロン、巨峰、チョコ、牛乳、ワイン、抹茶や。作る人も1段ずつ機械を移動して作るので大変そうやった。
私が作ったら、1番上を乗せるころには傾いて落ちてるやろな。
完全にバスガイドさんの言いなりに歩いてしまう私たち。
ジュンは小樽に来たのは2度目ということやったので、私のやりたいようにさせてくれたわ。

小樽運河 バスガイドさんは小樽運河のことはあまり触れなかったけど、小樽に来たからには
小樽運河に行かなくてはと、私は心に固く決めてたんや(そんな決意しなくても行けばいいやん…)
まだかろうじて運河の水が見える時間帯にバスで横切っていたので覗きこんだときの感想は…。
道頓堀みたい(-_-;)
写真で見たらすっごく情緒があってきれいなのに、水は道頓堀のようにしっかりにごってたんよね…。

しかし、歩いていったときはすでに日が沈んでたおかげで、水に街灯が反射してとてもきれい。
誰もおらんかのように撮影できてるけど、実はここは写真撮影のスポットらしくて
ものすごい人・人・人(←なんか顔文字みたい)
しかも韓国の人が多かったのか、飛び交う言葉が日本語やない。
見た目が日本人と一緒やから、日本人を探すのが難しかった。

ここから札幌までは高速道路で約1時間程度。
すっかり真っ暗けの中バスはがんばって走ってくれた。
ここでまたバスガイドさんの札幌オススメスポットの紹介や。
札幌のガイドマップももらった。
ラーメン横丁が実は観光客のために作ったもので、地元の人は行かない代わりに、
地元の人が行くラーメン屋を教えてくれたり、海の幸をふんだんに使った
居酒屋さんも値段の安いのから高いのまでイロイロと…。

いろり焼 今晩のホテルは素泊まりなので、晩ご飯を食べるため札幌の街へ繰り出さなくてはいけない。
例によって例のごとく、バスガイドさんオススメの居酒屋さんへ行ったわ。
狸小路の商店街の中にあるいろり焼のお店や。
さすがは地元の人の紹介だけあるわ〜。お店は超満員で、色んな年齢層の人で
あふれかえっていた。
メニューを見たら聞いたことないブツが…。ツブ?ソイ?
店員さんにツブを聞くジュン。
さざえとほら貝の間みたいな貝で、どうやらツブ貝のことらしい(写真の中の右上のヤツ)
店員さんにソイを尋ねる私。
正面に座ってたおばさんが「これだよ」と自分の目の前にある魚を指差して教えてくれた。
それか。いらんわ。
何もかもが新鮮や〜〜。
いっちょチューハイでも飲むか〜〜!!
ええ調子になってきて、チューハイを一杯♪

時計台下のイルミネーション 食事が後半に差し掛かったところで調子悪くなってきた…。
目、目が回る〜〜(◎-◎)
一気に酔いが回ってきてダウン。
トイレにたどり着く前に一瞬ブラックアウトや。
店員さんの声が遠くで聞こえるよ〜〜。
トイレに入って、様式便所の便器を抱えてちょっぴりお休み〜〜。
あまり長いことおったらジュンも心配するやろうから、少しマシになったところで復活!!
お会計はなんと4,000円代や。安い!!

外に出たら天然の冷凍庫やん。
すっごく気持ちよくてすぐに酔いが醒めた。
とたんにまた元気に写真を撮りまくる私に、ジュンもポカーン。
「残ってたイカも全部食べときゃよかった」
えらいすんません。

ジュンから「今後アルコール禁止令」が出てしもた〜〜(T^T)

時計台 クリスマスツリー大通公園はクリスマス一色で、とても明るかった。
今年は神戸のルミナリエにも行けそうにないし、ここで目一杯満喫するぞ〜!
足元がツルツルする時間帯が本日も参りました!!
スケート気分で足を滑らせながら公園内を歩く。

ツルツル〜〜♪ツルンツル〜ン♪(酔っ払っとるわ)
テレビ塔の回りにクリスマスツリーもあって、とってもロマンチックだわ〜〜。
夜なのにあまりに明るいから、鳥が昼間と間違えて葉っぱみたいにたくさん
枝に止まってピーピー鳴いてたよ。
長生きできへんな…。

部屋に戻ってきたら、ジュンはすぐにバタンキュー。
寝つきよろしいな〜。
私は明日すぐにホテルを出られるように荷物の整理や。
旅行カバンの中を見ると謎の物体が…。
るるぶを買ったときに本を入れてくれた紙袋の中に何か入ってるで…。
ずいぶん小さい箱が3つ。
クリスマス前やし、本屋さんでサービスしてもらったんかいな?
気前ええな〜、3つも。
また明日でもジュンと一緒に中見るか!

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