10月11日(土)
10月12日(日)

10月11日(土)

10月の3連休、旅行へ行こうと決まったのは3週間ぐらい前の話や。
行こう、行こう!!
しかし、決まってから行き先が決まるまでに2週間と3日ほどかかってしもたわ。
行き先が決定したんは10月8日だったか9日だったか…。
いつもこのパターンでいい宿が取れなかったりするんよね。
学習能力ないわ〜。

雑誌を買ってきて突然研究を始めるジュン。
あたしゃ行く気がないんかと思ってたわ。
しかも探してる条件が厳しい!
宿泊費1万円以内や。
そりゃあ探せばあるだろうよ。
どういう経過で福井県に行くことになったのかは覚えてへん。
どうやら福井県にあるテーマパーク「芝政(しばまさ)ワールド」の
パターゴルフにつられて福井県になったみたい。

ジュンが雑誌を研究&宿探しをしている間に私もネットで宿探しや。
ありましたがな。1泊8,500円の宿が……。
民宿か〜。ま、いいや。ちゃんと朝晩のご飯ついてるしな。

出発当日は朝から曇りやった。天気予報じゃあ、明日なんて雨!
オーマイガ!!
とりあえず出発や〜〜!!
どこ行く〜〜?
いきなり宿に向けて出発してもしゃーないしな。
ジュンは出発して数分のうちに、「どの道走ったらええんやろ」…とか
言い出すし…。調べといてくれよ〜〜!!!(t^t)

近江富士 途中、近江富士などを車窓から見ながら、→
名神高速の黒丸っていうサービスエリアでちょっと一息。
ついでに1万円のハイウェイカードも購入や。
昼ごはん(ラーメン)を食べながら、行き先が決まった。
ジュンが数年前に行ったという漁火という温泉や。
宿泊先の最寄になる福井北ICより相当手前の敦賀(つるが)ICで降りたらええらしい。
しかし、ジュンは直接温泉へ向かう前にどこか寄り道をしたがっていた。
いきなりそんなこと言われてもな〜〜。
あ、そういえば、敦賀といえば原発がいくつかあった!
カーナビで調べてみると敦賀湾周辺で原発3基、火力発電1基を見つけたんや。
その近くに原発の博物館があるやん。
はい、行き先決定〜。

ところが行き先変更。なぜ!?
理由はわからんけど、温泉だけ帰り道に寄る事に…。
(原発は却下)
結局降りたICは丸岡っていうところや。
黒丸で買ったハイウェイカードの存在を忘れて現金で5,200円支払っちゃったよ。(T^T)

雄島へ続く橋 気を取り直して向かった先は、これまたジュンが行きたかったところ、
それは福井県でも本州から少し離れた孤島、雄島(おじま)やった。
ほんまに少ししか離れてなくて、距離にして300メートルぐらいやろか。
朱塗りの橋は徒歩専用やった。
手前の駐車場に車を停めて、さっそく歩いてみた。
橋から海を覗き込むと、透明感あふれる海が見えた。
うわ〜!めっちゃきれいやん!!
こんな海、大阪じゃあ見られないよ!!
嬉しくてデジカメで撮影したけど、デジカメには撮れない美しさやった。
(単に腕前がないだけやけどな)

雄島案内 雄島は歩いて1周できるようにちゃんと道が作られてた。
1周1000メートルという言葉に、ややうんざり。
そんなに歩けないよ〜〜!!(甘えんぼ)
私の心の声が届くわけもなく、歩き始めるジュン。
待ってくれ〜〜!!
右の写真のピンクの部分を時計回りに歩いたので、海は常に左側にあった。
平坦な道が多くて、とても歩きやすかったわ。
な〜んや。意外とラクやがな(^。^)v

途中、脇へ逸れている道があったので、そっちへ歩いていってみることに…。
岩場 あ、歩きにくい(-_-;)
ゴツゴツした岩がいくつもの層になって重なり合っていて、みんな同じ角度に傾いてた。
ジュンは私より足が長いから、ピョンピョン渡っていくけど、あたしゃそんな遠くへ足は伸びないんだよ〜〜!
ジュンの後ろ姿がみるみる遠くなっていく。
さらに距離が離れる原因は、こうやってジュンの後姿をこっそり写真に収めようと、立ち止まるせいや。
よく見たら、ジュンの服って岩と同化してるやん(笑)

樹海 特に険しい道もなく、40分ぐらいで1周回ることができた。
左には岩場、右には不気味な樹海めいた森が常にあって、ただひたすら感心した冒険やったわ。
どうやったらこんな島を作ることができるんやろねぇ。
自然ってすごい!

感激している私を見て気をよくしたのか、ジュンは次の行き先もご機嫌に案内してくれた。
案内するっつっても、ジュンだって福井を観光するのは初めてや。
行く気あんのかな〜。って思っていた数日前、ジュンは私に気づかれることなく一生懸命福井を研究していたそうな。
ああ、疑ってごめんなさい。

夕暮れ 次に向かったのはそこから数キロ離れた「越前松島」というところ。
ああ松島や〜!って感じの場所やったな〜。(意味不明)
シケの日なら高波にさらわれそうな低い場所に桟橋がかかってて、足元はすぐ海や。
そういうところは景色がとってもきれいなんよね。
くしくも時間は夕暮れ時。
福井県は北と東西が見渡せる場所で、夕日がほんまにきれかった。
足元を見ると、直系120センチはあろうかというクラゲがフワフワと漂ってた。
でか!!でか!!!
写真を撮ったんやけど、比較対照物がなくて大きいんだかどうだか…(笑)

海岸線 同じところから撮影しても、北を向くと夕日の影響を受けない写真が撮れました。
撮影はジュンです。→

さて、そろそろ時間じゃないの〜?ってことで、ここから一気に民宿を目指す!
民宿の場所ってどこ?
さあ!ここでカーナビの出番や。
民宿の名前を入力したらすぐに探してくれるなんて、なんと頼もしい味方なんでしょう!
ちょうどお腹もすいてきた!
海の幸を食べに行こう!!

あ、夕日がきれい。
さっそく寄り道や。夕日3連ちゃんをどうぞ。
夕日1 夕日2 夕日3
さあ、今度こそ民宿へ向かうわよ〜〜。

お食事 到着したんは夕方5時を回ってたわ。
食事の時間は5時〜6時半までということで、ジャストタイミングやったね〜〜。
6時に予約して、それまでゴロゴロすることにしたんや。
ジュンはさっそく温泉探し、私は言葉どおりゴロゴロ。
民宿のお風呂はただの大浴場や。
温泉好きのジュンにとっては納得できへん部分でもあったわけよ。
宿近くの温泉を一生懸命探してたわ。
私はその横でテレビを見ながらゴロゴロ。
ジュンがナイスな温泉を見つけて「ここの温泉どうやろ?」と問いかけられたときには、
すでに夢の中やった。

民宿って長いこと泊まったことなかったけど、部屋数の多い家みたいなもんなんよね。
1枚扉を開けたらすぐに部屋。
お食事 トイレ(2つ)も洗面所(3つ)も共同で、部屋でちょっとテレビの音量を上げただけでも
丸聞こえや。

晩ご飯は量は少なめやったけど(普通の旅館と比べてってだけで、かなり適量やった)
どれもこれも漁れたての海の幸で、新鮮そのものやった。
お造りと車えびのフライと…まあイロイロ。(←正確に覚えられへんかった)
「もう少ししたら、魚のから揚げが出てきます」と言われて、お膳に並んだものを食べながら待つこと数10分。
全部平らげてから出てきたわ。私らの食べるスピードが速かったのか、出てくるタイミングが遅かったのか…。

福井とえいば、越前カニなんやけど解禁は11月や。もう少しだけ先やねぇ。
お食事 そして、お魚のから揚げは出てきてすぐに撮影するのを忘れて、こんな姿になってしもた。
私のは食べかけ、ジュンのは食べかすに……(T^T)。

食後再び部屋へ戻って、今度はジュンがお休み。
私はテレビを見ながらゴロゴロ(またかよ)

さて、本日最後のイベント、温泉へ行きましょう!
この温泉、砂利風呂が有名らしくて私もジュンもこれは初挑戦!
当然一緒には入れないので別々に入ったんやけど、お互い砂利風呂では
苦労したみたい。
お風呂屋さんの営業時間が夜の10時までやのに、到着したんは8時45分ごろや。
なんとこのお風呂屋さん、風呂場が2つあるという。しかも2つは繋がってなくて、
1度服を着てからの移動になるそうな。
砂利風呂は30分〜1時間入るようにとの説明書きを見て、時間きわきわであることを知る。
脱衣所にはカギのないロッカーが並んでた。貴重品、どうしたらええの〜〜?
持って入ることに…。(ちゃんとナイロンの袋に入れたよ)
脱衣所では常連様のおばあちゃんたちが福井弁を使いこなして会話してたため、
一体何を言ってるんだか不明やった。
私がおばあちゃんたちのそばを横切ったら、全員がサ〜っと帰っていった。
な、なぜ?

風呂場はガラガラやった。なぜか湯呑みが3つほど置いてあった。何に使うんやろか。
ま、いいや。
とりあえず砂利風呂や!浴場の隣の部屋へ入ってみた。

よく読むと最初は砂利を踏みまくって足の裏を刺激しよう…という説明書きが…。
ますます時間がなくなっちゃうじゃないか〜〜!!
しかもぬるい!風邪ひいちゃうよ〜〜!!
焦りながら砂利を踏み荒らす。
痛い(T^T)
不健康なのね〜〜!!
次に砂利の上に横になる。木の枕が用意されてたので、それを頭の下に敷いた。
寒い。

ところでどうやって砂利を体にかけたらええの?
写真ではうまいこと砂利に埋もれてる人々が…。
誰か来て、私にうまいやりかた教えて〜〜(T^T)
おおっとお!近くにスコップ発見や。
上体を起こして下半身にかけまくる。
お?やや暖かい。
よし、もっとかけよう。
周りの砂利を体へかける!一生懸命かける!
体の上には乗るねんけど、脇はむき出しや。
やっぱり寒い。
横になって、上半身にも砂利をかけた。
……(-_-;)なんか恥ずかしいことになってるねんけど…。
どれだけがんばっても、おっぱいに砂利がかからへん。
流れ落ちてしまうよ〜〜!!!
決して私の胸がでかいとかそういうことを言ってるわけではなくて、
かけかたが下手っぴなんや〜〜。
さっきまで「誰か来て」って思ってたけど、今はむしろ「誰も来ないで」……(T^T)

しかし、親子連れがやってきた。
もしや砂利風呂に入るの?
と思いきや、入ってきたときとは違う扉を開けて外へ。
え?そんなところに扉があったん?
私は砂利風呂でトータル20分過ごして、親子連れが入っていった方へ向かってみた。
( ̄□ ̄;)!!
足用砂利風呂発見。。。
歩行用リハビリみたいな感じで、腰ぐらいの位置に手すりがついてて、
足元には砂利が敷き詰められた溝があった。

こっちやったんか。
もういいや。上がろう。
もう1ヶ所の風呂にも入らなあかんしな。
出たところでジュンと待ち合わせや。
そこでもう1度砂利風呂の入り方を読んでいると、「砂利を深く掘ってから横になってください」と
あるではないか!!
間違ってたんやね、入り方…(-_-;)
ジュンにも感想を聞いたら、彼も恥ずかしいことになってたそうな。
どうがんばっても、大事な下半身が砂利に埋もれずむき出しになってたんやって。
人には見せられませんなあ。

もう1つのお風呂はアロエエキスの入った、飲めるお風呂。
(どうやら砂利風呂のところにあった浴場の湯も飲めたらしい)
湯呑みが置いてある横から湯が風呂場へ流れ込んでいた。
湯に浸かると、これがめちゃめちゃ熱い!!なんじゃこりゃあ!!
こんな湯、長いこと浸かってられるかあ!!
説明書きによると源泉は70℃と高い。
いや、高いからってそのまま流し込んでるってことはないはずなんやけど…。

とりあえず、飲んでみよう。
の、前に何気に注ぎ口に手をやった。
あぢぃ!!反射的に手を引いたものの、ヒリヒリしてきた。
これは…軽い火傷?
火傷したんやけど〜〜!!!
その湯は飲んでも熱かった。

少しぬるめの露天風呂に入ったり、体を洗ったりして休憩しながら
熱い湯にがんばって入った。
風呂から上がっても体はカ〜っと熱くて、体にかえって悪かったような気がしてならへんわ。

脱衣所は入り口が開けっ放しになってて、暖簾もなかったので
これじゃあ入り口付近を誰か通ったときに中が丸見えやんけ〜〜!!
慌ててタオルを巻いて閉めたがな。
なんちゅうところじゃあ!!
しかし閉めて5分も経たないうちに、おばあちゃんが開けっぱなしにしたまま出て行く始末や。
(-_-メ;)テメ・・・

出てきたジュンに感想を聞いたら、やっぱりお湯で熱い思いをしたそうな。
湯飲みを洗おうとして手を出したとか。

おもしろい温泉やったな〜。
部屋に戻ったら夜食のおにぎりが2つ届いてた。
両方ジュンが平らげて、そのままお休みなさい。

熱い風呂に入ったせいか、体は疲れてるのに寝付きにくかったわ〜。

10月12日(日)



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